Whatnotでいま一番注文が多いのはファッション。中心は古着とヴィンテージで、日本から出すチャンスが大きい理由を解説。

Whatnotで一番注文が多いのはファッション|古着・ヴィンテージが中心の理由

監修者 Anna

監修:Anna(株式会社ヲタクエスト 代表/Whatnotストリーマー)

2021年にeBayから海外物販を開始し、越境EC歴6年目。Whatnotが日本に参入した直後、日本人第一号のセラーとして販売をスタートし、現在も自らストリーマーとして出品を継続。Whatnotのアカウントではフォロワー1万人超の実績を持つ。

Whatnotでいま最も注文が多いカテゴリは、ファッションです。

トレーディングカードから始まったサービスですが、数を集めているのはもう別のところです。手元の在庫が服なら、むしろ本流に入ります。

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注文数で最大のカテゴリは、ファッション

ファッションの買い手は、月に1,200万件を超える注文を出しています。Whatnot自身が、注文数で最大のカテゴリはファッションだと公表しています。

買い手の顔ぶれも変わりました

利用者に占める女性の割合が、この1年で2倍になりました。

ファッション、ビューティー、電子機器、ジュエリー。いわゆるライフスタイル系のカテゴリが、いま最も速く伸びています。コレクター向けのアプリという枠から、はっきり出た形です。

中心にあるのは、古着とヴィンテージ

ファッションといっても、新品のアパレルが主役ではありません。個人セラーの売上の大半を占めているのは、ヴィンテージと古着です。

そこにラグジュアリーバッグ、腕時計、ゴルフウェアが続きます。Dolls Kill、Invicta、Callawayといったブランド自身も配信を始めています。

フランスの1年が分かりやすい

Whatnotがフランスで公表した2025年の数字を並べると、何が動いているかが見えます。

カテゴリ・ブランド2025年の伸び
ヴィンテージファッション400%増
Louis Vuitton880%増
Dior775%増
Hermès730%増
腕時計の検索1,190%増(Rolexが牽引)

ハイブランドがこれだけ伸びたのは、中古の流通が広がったからです。新品では手が届かない価格帯が、リセールを通じて買えるものになった。フランスではその1年で、注文数そのものが400%増えました。

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日本から出す強みはどこにあるか

在庫は、すでに日本にあります

日本には、海外のコレクターが探しているヴィンテージが集まっています。戦後、日本の買い手がアメリカのデニムやアーカイブを買い集めてきた積み重ねが、そのまま在庫の厚みになりました。

ただ、その市場は長いあいだ国内で閉じていました。デジタル化が進まず、海外のバイヤーが手を出しにくい状態が続いていた、というのが業界紙の見方です。

ライブ配信は、その壁を越える手段のひとつになります。店に来られない相手に、商品を手に取って見せながら売れるからです。

アジア発のものも伸びています

フランスでは、アジア発のコレクティブルが急に伸びました。ブラインドボックスのラブブが60,140%増、ワンピースのカードが195%増。

ファッションとは別のカテゴリですが、日本から出すという意味では同じ流れの上にあります。

出品文の作り込みが、そのまま売上に効く

購入者が初めて買うとき、その9割は詳しい商品情報が載っている出品からです。

古着は1点ずつ状態が違います。サイズ、素材、色落ち、傷み。ここを書いてあるかどうかで、初めての相手が踏み込めるかが変わります。

出品の作り方は、出品方法の記事にまとめています。

市場そのものが大きくなっている

ファッションが伸びている背景には、市場全体の拡大があります。

項目数字
ライブショッピング市場北米と欧州で推定220億ドル
Whatnotのシェア約60%
2025年のライブ売上80億ドル(前年の2倍超)
2025年の新規アカウント2,000万超

買い手が増え続けている場所で、ファッションがいちばん注文を集めている。いまのWhatnotはそういう形をしています。

まとめ

  • Whatnotで注文数が最大のカテゴリは、いまファッション
  • ファッションの注文は月に1,200万件超。利用者の女性比率は1年で2倍
  • 中心は古着とヴィンテージ。ラグジュアリーバッグ、腕時計、ゴルフウェアが続く
  • フランスでは2025年にヴィンテージが400%増、Louis Vuittonが880%増
  • 日本には海外が探しているヴィンテージの在庫がある。長く国内で閉じていた市場でもある
  • 初回購入の9割は、詳しい商品情報がある出品から

トレカのアプリという印象で見送っていたなら、いまは見え方が変わるはずです。服を扱っているなら、まず1本、ファッションのライブを見てみるところからで十分です。

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※本記事は2026年9月1日時点の公開情報にもとづいています。カテゴリ規模・市場規模・セラーに関する数字はWhatnot公式ブログおよび公式レポート(2026年8月27日)、フランス市場の数字はWhatnotフランス版公式ブログ、ヴィンテージの内訳とブランドの参入はGlossy(2026年6月17日)、日本のヴィンテージ市場に関する記述はBusiness of Fashionによります。


この記事の監修者

Anna(株式会社ヲタクエスト 代表/Whatnotストリーマー)

2021年にeBayから海外物販を開始し、越境EC歴6年目。Whatnotが日本に参入した直後、日本人第一号のセラーとして販売をスタートし、現在も自らストリーマーとして出品を継続。Whatnotのアカウントではフォロワー1万人超の実績を持つ。