Whatnotでは何が売れる?日本から出せるカテゴリ一覧と、自社の在庫が向くかを見分ける4つの条件を現役セラーが解説。

Whatnotでは何が売れる?日本から出せるカテゴリと、自社の在庫が向くかの見分け方

監修者 Anna

監修:Anna(株式会社ヲタクエスト 代表/Whatnotストリーマー)

2021年にeBayから海外物販を開始し、越境EC歴6年目。Whatnotが日本に参入した直後、日本人第一号のセラーとして販売をスタートし、現在も自らストリーマーとして出品を継続。Whatnotのアカウントではフォロワー1万人超の実績を持つ。

Whatnotで何が売れるのか。カテゴリ名だけでは決まりません。

同じ商品でも、1回の配信に出せる数があるか、買い手の国で手に入りにくいものか。そこで結果が変わります。

手元に在庫がある方も、これから何を売るか決める方も、まずは日本から出せる範囲からです。

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Whatnotで日本から売ることのできるカテゴリ

Whatnotに出品者として申請できるのは、10の国と地域です。アメリカ、オーストリア、オーストラリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、日本、オランダ、イギリス。日本はこの中に入っています。

扱えるカテゴリは幅広いのですが、すべてが同じ条件ではありません。いくつかのカテゴリには事前の手続きが必要なものなどがあります。

扱い対象
事前の承認が必要なカテゴリ高級バッグ&アクセサリー
サプリメント
肉とシーフード
特産品
いまは申請を受け付けていないカテゴリスニーカー&ストリートウェアのサプライズセット
バッグ&アクセサリーのサプライズセット
アメリカのセラーのみエアガン、ペレットガン、BBガン、エアソフト
出せないアルコール
大麻・CBD関連
危険物、可燃性のもの
偽造品
期限切れの商品 など

承認が必要なカテゴリは、そのカテゴリでライブを組むか商品を出品すると、申請の手続きに進めます。出せないものの一覧は細かく決まっているので、扱う商品が近い方は先に確認しておくと迷いません。

届け先は5つの国

もうひとつ、日本から売るときに効いてくるのが届け先です。日本からの発送に対応しているのは、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツの5か国です。

つまり日本から売るというのは、この5か国の人に向けて売るということです。何が売れるかを考えるときは、ここが出発点になります。

視聴者の多いカテゴリは?

Whatnotのトップページには「カテゴリ別に閲覧」という一覧があり、それぞれのカテゴリを、いま何人が見ているかが表示されています。

2026年9月4日の午前11時(日本時間)に確認した数字が、次のとおりです。

カテゴリ視聴者数
レディース3.1万人
トレーディングカード2.8万人
スポーツカード2.3万人
おもちゃ1.8万人
コインとマネー1.3万人
ジュエリー&時計8,840人
電化製品7,130人
メンズ6,894人
ビューティー6,730人
バッグ5,335人
スニーカー4,723人
アウトドア4,609人
ホーム&ガーデン4,102人
アート&ハンドメイド3,106人
アンティーク&ヴィンテージ装飾品3,091人
ハンドメイド2,555人
ベビー&キッズ2,499人
コミック1,887人
ビデオゲーム1,833人
岩石&水晶1,357人
音楽1,108人
本と映画1,056人
スポーツ記念品473人

トレーディングカードから始まったサービスですが、いちばん人が集まっているのはレディースです。Whatnot自身も、注文数で最大のカテゴリはファッションだと公表しています。

この数字の読み方

これは累計ではなく、その瞬間に見ている人の数です。時間をおいて開くと数字は動きます。

日本時間の午前11時は、アメリカ東海岸の前日22時にあたります。上の数字は、アメリカで人が起きている時間帯のものだと思ってください。

自分で今の数字を見る

この一覧は誰でも見られます。whatnot.com を開いて、トップの「カテゴリ別に閲覧」を見るだけです。アプリからも同じものが見られます。

扱おうとしている商品のカテゴリを、自分が配信しようと思っている時間帯に確認する。これが、いちばん確実な下調べになります。

ひとつ注意があります。人が多いカテゴリが、そのまますぐ出せるカテゴリとは限りません。上位にあるバッグのうち、高級バッグ&アクセサリーは事前の承認が必要です。

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自社の在庫が向いているかを見分ける4つの条件

ここからは、手元にある在庫がライブ販売に向いているかどうかの話です。私たちが実際に配信していて、結果を分けていると感じるのは次の4つです。

条件1:1回の配信で40〜50点を供給できるか

私たちの配信では、1回あたり40〜50点を出しています。

ライブは商品を1点ずつ紹介して進みます。点数が足りないと配信が早く終わり、見に来た人が集まりきる前に終わってしまいます。

手元の在庫でいうと、同じ系統で40点から50点がまとまるかどうかです。まとまらない場合は、単価の高い1点ものを探すより先に、数が揃う系統を探すほうが早く進みます。

条件2:1点ずつ見せて、違いが伝わるか

ライブの強みは、カメラに寄せて実物を見せられることです。状態の差、個体ごとの違い、レアリティ。写真と説明文では伝わりきらない部分が、動画だと一目で伝わります。

逆に、同じ型番のものが同じ状態で並ぶだけだと、見せる意味が薄くなります。写真1枚で足りる商品は、ライブでなくても売れます。

条件3:Whatnotで販売している他の事業者はいるか

扱おうとしているジャンルで、すでに配信している人がいるかどうかを見てください。

すでにいるなら、そのジャンルに買い手がいることが確認できている状態です。一人も見つからないなら、買い手を集めるところから始めることになります。

競合がいると売れない、という話ではありません。Whatnotはカテゴリごとに配信を並べる作りになっているので、同じジャンルの配信が並んでいること自体が、そこに買い手がいる印になります。

確認のしかたは、ひとつ前で書いたものと同じです。カテゴリの一覧から自分のジャンルを開いて、配信が出てくるかを見るだけです。

手元の在庫でいうと、自分の扱うものと同じジャンルの配信が1本も見つからない場合は、もう少し広いジャンルで探してみてください。

条件4:買い手の国で手に入りにくいか

買い手がいるのは、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツの5か国です。その人たちは、送料と関税を払って日本から取り寄せることになります。

ですから、同じものが現地でも同じくらいの値段で手に入るなら、わざわざ日本から買う理由が生まれません。

逆に、日本でしか手に入らないもの、日本語版のもの、日本の市場にしか出回らない状態のもの。ここには日本から買う理由があります。

手元の在庫でいうと、その商品が買い手の国でも普通に流通しているかどうかです。国内で当たり前に売られているものほど、海外では見つけにくい場合があります。

まだ売る商品が決まっていない方の選び方

これから扱うものを決める場合、選ぶ基準は「いま売れているカテゴリ」ではありません。「自分が仕入れ続けられるカテゴリ」です。

配信は1回で終わりません。次の配信の在庫、その次の配信の在庫が要ります。たまたま安く手に入った50点で1回目が成功しても、2回目が組めなければ続きません。

自分が中身を語れる領域を選ぶ

ライブでは、商品の説明そのものが価値になります。どこを見れば状態が分かるのか、何が違うと値段が変わるのか。そこを話せる人から買いたい、という買い手が集まってきます。

知らない分野の商品は、その場で語れません。仕入れられるかどうかと同じくらい、語れるかどうかで選んでください。

最初は1つのカテゴリに絞る

私たちは、1回の配信を1つのカテゴリに絞っています。

ライブを予約するときには、カテゴリを設定する項目があります。そこで設定したカテゴリが、視聴者があなたのライブを見つける入口になります。1回の配信にいろいろ混ぜると、誰に向けた配信なのかが伝わりにくくなります。

順番としては、仕入れ続けられる領域を挙げる、その中で自分が語れるものを選ぶ、最後に40点から50点がまとまるかを確かめる。この3段階で絞り込めます。

配信という売り方と噛み合いにくいもの

出品はできるけれど、ライブという売り方では力を出しにくい。そういう商品もあります。売ってはいけないという話ではなく、別の売り方のほうが向いている、という意味です。

  • 大きいもの、かさばるもの。寸法で送料が伸びるため、価格の見え方が変わります
  • 買い手の支払う総額に対して、送料と関税の割合が大きくなるもの
  • 説明に時間がかかるのに、見た目では差が出ないもの
  • 同じ系統で数が揃わないもの

2つめについて補足します。日本から海外に送る荷物は、関税と税を購入時にまとめて支払う方式です。買い手は、商品の値段と送料と関税を一度に見て判断します。商品の単価に対してその他の費用の比率が大きいと、買い手が決めるまでに時間がかかります。

ここに当てはまるものを扱っている場合は、単価の高いものと組み合わせて出す、まとめ買いしてもらえる並びにする、といった作り方で調整できます。送料の決まり方を先に押さえておくと、組み立てやすくなります。

カテゴリによって販売手数料が変わる

日本のセラーに適用される販売手数料は、カテゴリごとに決まっています。

カテゴリ販売手数料
コミック、トレーディングカード、スポーツ シングルカード、おもちゃと趣味8%+消費税
(22.5万円まで。超えた分は0%・期間限定)
コインとマネー4%+消費税
(22.5万円まで。超えた分は0%・期間限定)
その他すべてのカテゴリ8%+消費税

これとは別に、決済手数料が注文総額の2.9%+50円、これに消費税がかかります。販売手数料が商品の販売価格にかかるのに対して、決済手数料は送料や税を含んだ注文総額にかかります。

扱う商品のカテゴリによって、手取りの計算が変わってきます。

よくある質問

日本の商品でも、海外の買い手に伝わりますか?

配信は日本語のままで進められます。話した内容がリアルタイムで翻訳されて視聴者に届くため、英語で話せることが条件にはなりません。

1回の配信に、何点くらい用意すればいいですか?

私たちは1回あたり40点から50点を出しています。最初のうちは、この点数がまとまるかどうかを商品選びの目安にしてください。

複数のカテゴリを混ぜてもいいですか?

1回の配信は1つのカテゴリに絞ることをおすすめします。ライブに設定したカテゴリが視聴者の入口になるため、絞ったほうが見つけてもらいやすくなります。扱いたいカテゴリが複数あるなら、配信の日を分けるほうが組み立てやすいです。

在庫が少なくても始められますか?

点数が足りない場合は、まず数が揃う系統を1つ決めるところからです。在庫全体の量より、1回の配信を組める単位がまとまっているかどうかで考えてください。

まとめ

  • 日本はWhatnotに出品申請ができる10の国と地域のひとつ
  • 高級バッグ&アクセサリー、サプリメント、肉とシーフード、特産品は事前の承認が必要
  • 届け先はアメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツの5か国
  • 視聴者がいちばん多いのはレディース。トレーディングカード、スポーツカードが続く
  • カテゴリ別の視聴者数はwhatnot.comのトップで誰でも確認できる。数字は時間帯で動く
  • 在庫が向くかは、40〜50点を供給できるか/1点ずつ違いが伝わるか/同じジャンルで配信している人がいるか/買い手の国で手に入りにくいか、の4つで判断する
  • これから決めるなら、仕入れ続けられて、自分が語れる領域から1つに絞る

扱っている商品がこの条件に当てはまるなら、あとは1回目の配信を組むだけです。まずは自分の商品のカテゴリを開いて、いま誰がどんな売り方をしているかを見てみるところからで十分です。

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※本記事は2026年9月4日時点の情報にもとづいています。出品申請ができる国と地域、承認が必要なカテゴリ、出品できない商品、日本からの配送先、カテゴリ別の販売手数料はWhatnot公式ヘルプセンターによります。カテゴリ別の視聴者数は2026年9月4日11時(日本時間)にwhatnot.comで確認したものです。手数料率や配送の対応範囲は変更される場合があります。最新の情報はWhatnot公式ヘルプセンターをご確認ください。


この記事の監修者

Anna(株式会社ヲタクエスト 代表/Whatnotストリーマー)

2021年にeBayから海外物販を開始し、越境EC歴6年目。Whatnotが日本に参入した直後、日本人第一号のセラーとして販売をスタートし、現在も自らストリーマーとして出品を継続。Whatnotのアカウントではフォロワー1万人超の実績を持つ。本記事の1回の配信の点数と、カテゴリの絞り方は、監修者自身の配信運用にもとづいています。