Whatnotの出品方法。商品登録のやり方と売れる出品の仕込みを現役セラーが解説。

Whatnotの出品方法|商品登録のやり方と売れる出品の仕込みを現役セラーが解説

監修者 Anna

監修:Anna(株式会社ヲタクエスト 代表/Whatnotストリーマー)

2021年にeBayから海外物販を開始し、越境EC歴6年目。Whatnotが日本に参入した直後、日本人第一号のセラーとして販売をスタートし、現在も自らストリーマーとして出品を継続。Whatnotのアカウントではフォロワー1万人超の実績を持つ。

出品者アカウントの準備ができたら、次は商品を並べる番です。

Whatnotの出品には「オークション」と「今すぐ購入」の2つの形式があり、どう組み合わせて仕込んでおくかで、ライブの進めやすさと売上が大きく変わります。

この記事では、商品登録の手順を実際の画面つきで解説したうえで、現役セラーが毎回のライブで使っている「出品の仕込み方」まで紹介します。

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出品の全体像:2つの販売形式と2つの売り場

Whatnotの出品は「どう売るか(販売形式)」と「どこに並べるか(売り場)」の2つの掛け合わせで決まります。ここが分かると、あとの手順はまっすぐ進めます。

なお、Whatnotに出店するための手続き(出品者申請)は、商品を出品することとは別のステップです。まだ手続きが済んでいない方は、Whatnotの始め方から順に進めてください。

販売形式は「オークション」と「今すぐ購入」

形式どう売れるか向いている商品
オークションライブ中に視聴者が入札で競り合う。開始額と時間は出品者が決めるライブで売る商品全般。一点物やコレクターズアイテム
今すぐ購入決めた価格でその場で購入される(即時購入・BINとも呼ばれます)複数在庫のある商品。ライブ外でも売りたい商品

多くのセラーは、この2つをライブの中で組み合わせて使っています。オークションでにぎわいを作りながら、今すぐ購入の商品で確実に売上を積む、という形です。

このほかに「プレゼント」という仕組みもあります。ライブ中に商品を無料で提供して、Whatnotが当選者を抽選するもので、視聴者との交流やフォロワー集めに使われます(送料は出品者負担です)。

売り場は「プロフィールショップ」と「ライブショップ」

  • プロフィールショップ:あなたのプロフィール上にある常設のお店。今すぐ購入の商品が並び、購入者はいつでも買えます
  • ライブショップ:特定のライブ専用の棚。そのライブに割り当てた商品が並び、視聴者はライブ開始前から中身を見られます

出品を作るときに「ライブ配信用に確保」をオンにすると、その商品はプロフィールショップには出ず、ライブショップ専用になります。オークションは自動的にライブ用として扱われます。

商品登録の手順

出品はスマホアプリからでも、パソコン(whatnot.comの出品アカウント)からでも作成できます。入力する内容はどちらも同じです。在庫画面から「新規出品」に進むと、次の項目を上から順に入力していきます。

Whatnotの在庫画面。右上の「商品を作成」ボタンから新規出品を始める

入力する項目

  • カテゴリー:商品に最も合うものを選ぶ
  • 写真:状態がはっきり分かる鮮明なものを(撮り方は後の章で詳しく)。最長30秒の動画も付けられます
  • タイトル:何の商品かひと目で分かる具体的な名前に。検索されそうな言葉を入れておくと、Whatnot内の検索から見つけてもらいやすくなります
  • 説明:購入者が知っておくべき情報を簡潔に
  • 商品の状態:最も近い選択肢を選ぶ
  • 数量:同じ商品が複数あるなら、その数を入力
  • 配送プロファイル:梱包後の重さに合ったものを選ぶ
  • 価格:販売形式によって入力内容が変わる(次の章で解説)
出品作成画面。「出品の詳細」にカテゴリーやタイトルを入力していく

トレカのように型番やスラブがある商品なら、バーコードやスラブをスキャンして商品情報を呼び出せる機能もあります。対応カテゴリーなら入力がかなり速くなるので、一度試してみてください。

監修者からひとこと

画面上部の「オークション」と「今すぐ購入」のタブは、最初に必ず確認してください。オークションのつもりで今すぐ購入に出してしまう(またはその逆)のは、初めての出品でいちばん起きやすいミスです。

価格設定にある「今すぐ購入」と「オークション」の切り替えタブ

配送プロファイルは「梱包後の重さ」で選ぶ

配送プロファイルは、送料と配送ラベルを決める大事な設定です。基本は重さで選びます。商品そのものではなく、梱包材まで含めた発送時の総重量に合う重量帯を選んでください。重さや大きさを実際より小さく登録すると、ラベル代の差額を請求されたり、配送業者に荷物の受け取りを拒否されたりすることがあります。迷ったら少し重い方を選ぶのが安全です。

なお、基本は重量ですが、大きさが無関係というわけではありません。特大の商品やかさばる商品、壊れやすくて単独で送りたい商品は、寸法や同梱のルールまで細かく設定できる「カスタム配送プロファイル」を作って対応します。
Whatnot公式ヘルプ「出品の配送プロファイルを選択する」→

監修者からひとこと

配送プロファイルは、デフォルトで用意されているもの以外は自分で設定する必要があります。初回の出品前に、自分がよく使う重さのプロファイルを作っておくとスムーズです。

配送プロファイルの選択画面。カテゴリーに合わせたおすすめの重量帯から選べる

なお、香水やマニキュア、リチウム電池入りの商品など、配送に制限のあるものは出品時に「制限対象アイテム」として指定する項目があります。

オークションと今すぐ購入、それぞれの設定

オークションの設定

必須の入力は「開始入札額」だけです。オークションの時間などの細かい設定は、ライブ中にオークションを流す時に選びます。

ライブの開始前に出品しておくと、視聴者はライブが始まる前から入札できます。これが「事前入札(プレビッド)」です。ライブ前から入札が入っている商品は、本番でも競りが立ち上がりやすくなります。

開始入札額をいくらにするかは、配信全体の組み立てと合わせて考えるのがおすすめです。

今すぐ購入の設定

必須の入力は「価格」です。あわせて、次のオプションが選べます。

  • 購入オファーを受け付ける:表示価格の代わりに、購入者からの値段の提案を受け取れるようにする
  • フラッシュセール:ライブ中に一時的に値下げする(今すぐ購入の商品だけで使える機能です。オークションには使えません)
  • ライブ配信用に確保:ライブ中だけ買えるようにする

監修者のおすすめ設定

フラッシュセールの額は、出品を作る段階で入力しておくことを強くおすすめします。ライブ中に仕入れ値を確認しながらセール額を計算するのは難しいです。コメントで「〇〇をセールして!」と言われた時にすぐ動けるよう、事前にセール額を入れておくか、「いくらまで割引できるか」を書いたシートを手元に用意しておきましょう。

売れる写真の撮り方

写真は、購入者が商品の状態を判断する唯一の材料です。海外の購入者は実物を手に取れないぶん、写真の情報量がそのまま信頼になります。

監修者の実体験

トレカの場合、うちでは基本的に「表・裏」に加えて上下をひっくり返した角度でも撮り、小さな傷まで詳細に見えるようにしています。特に事前入札(プレビッド)で出す商品は、ライブ前に写真だけで入札するかどうかが決まるので、この撮り方が効いてきます。

傷を隠さず見せるのは、遠回りに見えて一番の近道です。届いてから「写真と違う」となるほうが、ずっと大きな損失になります。

ライブがさくさく進む出品の仕込み

ここからは、毎回のライブで実際に使っている仕込み方です。出品を「商品1つずつ丁寧に作るもの」とだけ考えていると、ライブ中の進行が重くなります。コツは、汎用の出品枠をあらかじめ作っておくことです。

汎用のオークション枠を作っておく

監修者のおすすめ設定

特定の商品名を付けない出品を用意しておきます。たとえば「Single Card Auction」という名前でオークションの出品を作り、数量を999などの大きい数にしておく。こうしておくと、ライブ中はこの枠でカードを次々に流せて、在庫切れで手が止まることもありません。うちのライブがさくさく進む理由のひとつです。

汎用オークション枠の例。タイトルをSingle card auction、数量を999に設定した出品画面

ライブ前の仕込みチェック

  • その日流す商品の出品を作り、ライブに割り当てておく
  • 汎用オークション枠の在庫数を確認する
  • 今すぐ購入の商品はフラッシュセール額を入れておく
  • 目玉商品は事前入札(プレビッド)で早めに出しておく

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出品の編集・削除・管理

作った出品は、在庫画面からまとめて管理できます。できることは次の通りです。

  • 出品内容の編集
  • 下書きの保存と公開(書きかけの出品を残しておける)
  • 無効化と再有効化(一時的に売り場から下げる)
  • 削除
  • 今後のライブへの割り当て

ひとつ注意があります。下書きは公開すると下書きには戻せません。購入者に見せたくなくなった場合は、削除ではなく「無効化」を使うと、また使いたくなった時に再有効化できて便利です。

出品してはいけないもの

Whatnotでは、法律や安全上の理由から出品できないものが決められています。日本のセラーに関わりやすいところでは、次のようなものです。

  • 偽造品・模倣品、知的財産権を侵害する商品
  • アルコール、タバコ・電子タバコ、医薬品
  • 期限切れの食品や化粧品(コレクター品として明示する場合などを除く)
  • 中身が出品者にも分からないもの(未開封・未請求のパッケージなど)
  • 危険物(燃料・可燃物など)。香水やマニキュアは出品自体はできますが、制限対象アイテムの指定が必要です

全リストは公式のポリシーページにまとまっています。扱うジャンルが決まったら、一度だけ目を通しておくと安心です。
Whatnot公式ヘルプ「Whatnotでの禁止および制限対象アイテム」→

出品と在庫の管理はセットで考える

監修者の実体験

うちでは、仕入れ表と台帳で在庫を管理しています。何を仕入れて、どれをどのライブで売ったかが追える状態にしておくと、二重出品や売り漏れを防げますし、あとから利益の計算もすぐできます。出品の数が増える前に、管理のしかたを先に決めておくのがおすすめです。

よくある質問

出品するのに審査や申請はありますか?

ありません。出品者アカウントになっていれば、誰でもすぐに出品を作れます。審査があるのは出品者になるまでの段階で、出品そのものは自由です。

スマホとパソコン、どちらから出品すべきですか?

どちらからでも同じ出品が作れます。写真をスマホで撮るならアプリからそのまま、商品数が多い日はパソコンの大きい画面で、と使い分けるのが現実的です。

フラッシュセールはオークションにも使えますか?

使えません。フラッシュセールは今すぐ購入の商品だけの機能です。オークションで安く始めたい場合は、開始入札額を下げて調整します。

ライブの前に出品しておくメリットはありますか?

あります。ライブショップに並んだ商品は開始前から視聴者に見てもらえますし、オークションなら事前入札(プレビッド)も入ります。入札が付いた状態でライブを始められるのは、それだけで大きなアドバンテージです。

まとめ

Whatnotの出品は、「オークション」と「今すぐ購入」の2つの形式を理解してしまえば、あとは入力していくだけです。出品そのものに審査はなく、スマホからでもパソコンからでも数分で作れます。

差がつくのは、登録の丁寧さと仕込みです。状態まで見せる写真、汎用オークション枠、フラッシュセール額の事前入力。この3つを押さえておけば、初めてのライブでも進行に追われず、売ることに集中できます。

まずはアカウント登録から

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※本記事の内容は執筆時点(2026年8月24日)のものです。機能の名称や画面、提供範囲は変更される場合があります。最新の情報はWhatnot公式ヘルプセンターをご確認ください。


この記事の監修者

Anna(株式会社ヲタクエスト 代表/Whatnotストリーマー)

2021年にeBayから海外物販を開始し、越境EC歴6年目。Whatnotが日本に参入した直後、日本人第一号のセラーとして販売をスタートし、現在も自らストリーマーとして出品を継続。Whatnotのアカウントではフォロワー1万人超の実績を持つ。本記事の出品手順と仕込み方は、監修者自身の出品運用にもとづいています。