Whatnotの配信ガイド【出品者向け】|ライブのやり方を現役ストリーマーが解説
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監修:Anna(株式会社ヲタクエスト 代表/Whatnotストリーマー)
2021年にeBayから海外物販を開始し、越境EC歴6年目。Whatnotが日本に参入した直後、日本人第一号のセラーとして販売をスタートし、現在も自らストリーマーとして出品を継続。Whatnotのアカウントではフォロワー1万人超の実績を持つ。
Whatnotの主戦場はライブ配信です。商品を映して、視聴者とやり取りしながら、オークションでその場で売っていく。この配信をどう組み立てるかで、売上は大きく変わります。
この記事では、配信のスケジュール設定から本番、終了までの流れと、ライブ中に使える機能を、現役ストリーマーの実際の運用と合わせて解説します。
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Whatnotのライブ配信とは
Whatnotのライブは、アイテムを販売しながら、視聴者とリアルタイムで交流できる配信です。いわゆるライブコマースですが、中心にあるのはオークションです。出品者が商品を映して紹介し、視聴者が入札で競り合い、数十秒で落札が決まっていきます。
テンポの速さが最大の特徴です。1回の配信で数十点を売り切るのが普通の世界で、「配信を回す力」がそのまま売上になります。
監修者の実体験
私の場合、1回の配信は2〜3時間程度で、だいたい30〜50点を出しています。この規模感を目安に、出す商品と時間配分を組んでいくとイメージしやすいはずです。
Whatnotで何が売れているか、そもそもどんなプラットフォームなのかは、別記事で全体像をまとめています。
配信の流れは4段階
1回のライブは、次の流れで進みます。
| 段階 | やること |
|---|---|
| 1 スケジュール | 日時とライブ企画を立て、アプリ上でショーをスケジュールする |
| 2 準備 | 在庫を出品してライブにストックする |
| 3 本番 | オークションを回し、コメントを拾い、販売していく |
| 4 終了 | ライブを終了(終了2時間以内なら再開も可能) |
ライブをスケジュールする
配信は思い立ったらすぐ始めることもできますが、事前にスケジュールを組むのが基本です。
設定するのは次の項目です。
- ライブ名、日付、時間
- カテゴリー(ライブは選択したカテゴリーにのみ表示される。複数ジャンルを扱うなら主要カテゴリーを選ぶ)
- サムネイルまたは予告動画(縦長9:16、推奨1080×1920ピクセル。未設定ならプロフィール画像が使われる)
- ミュートワード(特定の単語をチャットで自動的に非表示にできる)
スケジュールを公開したら、出品を追加してライブに在庫をストックしておきます。こうしておくと、購入者は配信前に商品を閲覧して事前入札まで済ませられます。配信リンクを早めに共有しておけば、ブックマークした視聴者に開始通知が届きます。
Whatnot公式ヘルプ「ライブのスケジュール、編集、および開始」→
オークションの回し方と設定値
本番の中心はオークションです。開始時に設定するのは次の4つです。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始入札額 | オークションの開始価格 |
| オークション時間 | 最短の実施時間。新しい入札が入るとタイマーが延長されることがある |
| カウンター入札時間 | 残り10秒未満で入札が入ったとき、タイマーがこの時間にリセットされる |
| サドンデス(任意) | 延長なしで打ち切り、最後の入札者が落札する |
Whatnotのオークションは展開が速く、実際に配信している私たちの体感でも、1回のオークションは平均30秒かかりません。
Whatnot公式ヘルプ「ライブ中にオークションを開始する」→
開始入札額はいくらにするか
監修者のおすすめ設定
日本からの配信なら、基本は最低額の300円スタートをおすすめしています。安い金額から始めると、気軽に入札してくれる人が増えます。
ただし、すべてを300円で始める必要はありません。相場を割りたくない商品は、自分が受け入れられる最低額を開始価格に設定してください。にぎわいを作る商品と、価格を守る商品を分けて考えるのがコツです。なぜ最低額から始めるのか、下限をどう決めるのかは価格設定の記事にまとめました。
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配信中に使える機能
ライブ中は、オークション以外にもいくつもの武器があります。主なものを挙げます。
| 機能 | できること |
|---|---|
| ピン留め | 紹介中の商品を画面に固定して見せる |
| フラッシュセール | 時間限定の値引き販売で場を動かす |
| 共同配信・レイド | 他の出品者と一緒に配信したり、終了時に視聴者を送り合ったりする |
視聴者とコメントを管理する
進行の速いチャットをさばくために、ライブ管理機能が用意されています。視聴者リストでは誰が見ているか、誰が買ったかをリアルタイムで確認でき、ライブの統計では推定売上と注文数を配信中に追えます。
チャットフィルターを使うと、質問だけ、購入者だけ、といった絞り込みができます。質問のコメントは黄色で強調表示されるので、拾い漏れを防げます。
配信が育ってきたら、モデレーターを追加してチャットの管理を任せることもできます。ミュートワードの設定と合わせて、安心して配信できる環境を先に作っておくと、本番は進行に集中できます。
Whatnot公式ヘルプ「出品者向けのライブ管理機能」→
なお、海外の視聴者とのやり取りはリアルタイム翻訳がカバーしてくれます。コメント対応の実際は別記事にまとめています。
初配信の前に練習する方法
ぶっつけ本番が不安な方のために、練習の場は2つあります。
リハーサルモード
デモ商品とテスト購入者を相手に、ピン留めやオークションの実行を練習できるモードです。ガイド付きツアーもあり、実際の観客なしでライブ販売の流れを体験できます。
ひとつ知っておきたいのは、リハーサルモードが表示されるのは初回のライブ配信を終えてからだという点です。つまり、2回目以降の配信の練習と、新しい機能の確認に向いた場所です。
監修者からひとこと
リハーサルモードはスマホ版のWhatnotアプリだけの機能です。スマホで配信する方は一度触っておくと良いと思います。一方でPCから配信する方は、非公開のライブをスケジュールして、そこで実際に配信の練習をしてみてください。
非公開ライブ
本番と同じ画面で練習したいなら、非公開ライブが使えます。スケジュール時に非公開モードをオンにするだけで、友達やチームメンバーを招いて本番前のテストができます。初配信の前に流れを確かめる場としては、こちらが本命になります。
Whatnot公式ヘルプ「リハーサルモードでライブ配信を練習する」→
Whatnot公式ヘルプ「非公開ライブをスケジュールする」→
機材と回線の整え方は、予算別に別記事でまとめています。配信の練習前に一度確認してみてください。
よくある質問
1回の配信はどれくらいの長さが目安ですか?
公式に決まりはありません。参考までに、監修者の場合は1回2〜3時間で30〜50点ほどを出しています。最初から長時間を狙うより、出す商品の数から逆算して時間を決めるほうが組み立てやすいです。
スマホ1台でも配信できますか?
できます。スマホアプリだけで配信からオークションまで完結します。慣れてきたら、2台目のデバイスをカメラとして追加したり、PCとOBSを組み合わせた本格的な配信環境に発展させることもできます。
配信が途中で切れてしまったらどうなりますか?
アプリやブラウザを閉じてもライブは一時停止になるだけで、すぐに戻れば続行できます。手動で終了した場合でも、終了後2時間以内であればライブを再開できます。
迷惑なコメントへの備えはありますか?
スケジュール時にミュートワードを設定しておくと、指定した単語を含むチャットが自動で非表示になります。ライブ中は参加者の削除やブロックができ、モデレーターに管理を任せることもできます。事前入札を無効化する対策も用意されています。
視聴や購入のやり方はどこで確認できますか?
視聴者としての使い方(アプリの入手、配信の見方、買い方)は、アプリの使い方の記事にまとめています。配信者を目指す方も、まず買い手として何度か体験しておくのがおすすめです。
まとめ
Whatnotの配信は、スケジュールで告知して、在庫をストックして、本番でオークションを回す。この繰り返しです。設定項目も機能も多く見えますが、1回やれば体で覚えられる作りになっています。
初配信の前に非公開ライブで練習し、開始入札額の考え方だけ決めておけば、あとは場数です。配信のたびに視聴者リストと統計を見返して、少しずつ自分の型を作っていってください。
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参入支援プログラムの詳細を見る(無料・審査制)※本記事の内容は執筆時点(2026年8月21日)のものです。機能の名称や提供範囲、推奨サイズなどは変更される場合があります。最新の情報はWhatnot公式ヘルプセンターをご確認ください。
この記事の監修者
Anna(株式会社ヲタクエスト 代表/Whatnotストリーマー)
2021年にeBayから海外物販を開始し、越境EC歴6年目。Whatnotが日本に参入した直後、日本人第一号のセラーとして販売をスタートし、現在も自らストリーマーとして出品を継続。Whatnotのアカウントではフォロワー1万人超の実績を持つ。本記事の配信の進め方と設定値は、監修者自身の配信運用にもとづいています。
